作成日:2023年06月24日 更新日:2023年08月5日
ジムが続かないとは言わせない!続けるコツを伝授します!

「ジムに入会する度に、いつも気付いたら幽霊会員になっている、、、」
「ジムに行っても結局、筋トレのやり方がわからないから有酸素運動しかしていない、、、」
あなたもジムに入会して、このような状況になっていませんか?
実にジムの会員の約8割が会費だけ払って、ジムに行っていない幽霊会員と言われています。
続かない要因の1つとして、筋トレのやり方がわからない状況でジムに通っていることによって起こってしまうのです。
体験・カウンセリングに来られるお客様に、運動歴やダイエット歴を質問すると、「ジムに通ってました。」と答えられる方が非常に多いです。
実際にジムでは、どんなトレーニングをしていたかお聞きすると、「筋トレのやり方がわからず、ずっと有酸素運動かスタジオメニューをしていました。」と言われます。
ジムにも初心者の人もフォローする仕組みがありますが、現状フォローしきれていない、フォローするシステムが不十分というのが状況としてあります。
私も、学生時代フィットネスジムでアルバイトをしている時は、一人のお客さんに時間を割くなと社員さんからよく注意を受けていました。
このブログでは、ジムで働いていた経験も踏まえ、どうすればジムを継続して通うことができるようになるのかご紹介します。
目次
ジム通いを続けるコツは初めにパーソナルトレーニングジムに通う

幽霊会員にならず、ジムに継続して通い続けるようになるには、ジムに通う前にパーソナルトレーニングジム通い、正しくトレーニングのやり方などを理解することです。
なぜ、パーソナルトレーニングジムに通うのが良いのか、どのようなことを理解しできるようになれば、一人でジムに行っても継続してトレーニングできるようになるのかポイントを解説します。
正しいフォームを身に付けることができる
筋トレの効果を実感するには、正しいフォームを身に付けることがポイントになります。
マンツーマンで、じっくりフォームを教えてもらうことができるので、とても有効な手段です。
トレーニングのフォームは独学で習得できるほど簡単なものではなく、形だけをマネすれば良いものでもありません。
ジムでは、マシントレーニングが主になる傾向にありますが、フォームを意識するポイントはフリーウェイトでもそこまで大きく変わりません。
例えば、ベンチプレスは胸を張った姿勢をとります。
ジムではチェストプレスというマシンで胸をトレーニングするの一般的ですが、チェストプレスでもベンチプレス同様に「胸を張る姿勢」という点は共通しているのです。
トレーニングフォームの基本さえ押さえておけば、椅子の高さの調整はなどは必要になりますが、そういった細かいところはジムのスタッフに聞けば済むようになります。
このように、事前にトレーニングフォームのポイントを獲得しておけば、続かない原因となる「どうすれば良いかわからない」という状況を回避し、トレーニングにおいて効果を実感できるようになり、ジムから足が遠のく可能性が低くなります。
筋トレを習慣化することができる
トレーニングを習慣化することができるようになります。
トレーニングが続かない原因として、習慣化できていないというのがあります。
週1回ないし、2回ある程度スケジュールを組みながら2〜3ヶ月パーソナルトレーニングジムに通うことになるので、どのぐらいの頻度でトレーニングを行えば良いのか、自然と身体に染み付くようになるのです。
例えば、水曜日にトレーニングをして2、3日インターバルを空けて土日のどちらかでトレーニングを行う習慣になっていれば、それと同じようにジムに通うようにすれば、結果的に自然にトレーニングが習慣化することができるようになります。
トレーニングのバリエーションが多くなる
トレーナーからいろんな種類のトレーニングを教えてもうことができるので、トレーニングのバリエーションが多くなります。
トレーニングのバリエーションが増えると、飽きづらくなりトレーニングに対するモチベーションを継続しやすくなるメリットがあるのです。
下半身のトレーニングは、スクワットが1番効果的だと頭で理解していても、毎回スクワットばかりしていれば、誰でも飽きてしまうのではないでしょうか?
例えば、スクワットだけでも、ツイストスクワット、ゴブレットスクワット、ブルガリアンスクワット、など様々な種類がありますが、基本のフォームはすべて一緒です。
以前、別のブログでまとめているので、参考にしてみて下さい。
また、ダンベル・バーベル・マシン、負荷のかけかたを変えることもバリエーションの1つになります。
同じトレーニングばかりしていると、単調になって飽きてしまいモチベーションが下がり続かない原因になりますが、動作・負荷などでバリエーションを変化させることで、モチベーションが下がるのを防ぐことができます。
結果的にモチベーションが維持されやすくなる
あらかじめトレーニングを理解し実践できるようになれば、トレーニングの効果を体感することができ、結果的にモチベーションが維持され、それが普通となりトレーニングが習慣化されるようになります。
人は「わからない」「効果がない」となると、わかることをするようになるます。
ジム行っても筋トレの仕方がわからないと、トレッドミルやスタジオレッスンで有酸素運動が中心となってしまうのです。
有酸素運動も飽きてしまうと、モチベーションが下がってしまい、気付いたらジムに通うことが続かなくなってしまいます。
そうならない為にも、まずはパーソナルトレーニングジム通い、少しでも筋トレを理解することがおすすめです。
以前のブログで、パーソナルトレーニングの選び方などについてまとめているので、そちらも参考にして下さい。
ジム通いを続けるために意識したいこと
効果的なトレーニングができるようになっただけではトレーニングを継続し、習慣化するには不十分です。
ここからはジムに通い続け、トレーニングを習慣化・継続させるために意識するべきポイントを解説します。
ポイント1:目的・目標をしっかり立てる

筋トレをしてどうなりたいのか、しっかり目的・目標を立てましょう。
目的・目標があるということは、筋トレを続けるモチベーションになります。
「腹筋を割って水着を着て海でモテたい」このぐらい明確な目的・目標を立てることが理想です。
これがジムに通い、筋トレをする原動力になります。
ジム通いが続かない人の目的・目標の立て方は、「ジムで筋トレをする」「筋トレを続ける」といったものです。
なぜならば、ジムに通うこと、筋トレをすることは目的・目標ではなく手段でしかありません。
「腹筋を割って水着を着て海でモテたい」この目的・目標の手段なので、筋トレをすること、ジムに通うことが、目的・目標にはならないのです。
まずは、あなたの明確な筋トレをする目的・目標をしっかりと持ちましょう。
ポイント2:ジムの立地
ジムの立地は筋トレを継続するには重要な要素です。
家の近く、職場の近く、通勤の途中など生活圏内にジムがなく、遠い所にあるようなジムだと通うのが大変で、モチベーションが続かなくなってしまいます。
通勤とは逆方向にで3駅も離れていて、しかも駅から遠いとなると、通うにも相当なエネルギーが必要です。
また、天気が悪い、暑い日や寒い日も通うとなると、それだけでジムに行くモチベーションに影響が出てしまいます。
そうならないように、自分の生活圏内にある通いやすいジムに通うようにしましょう。
施設の充実
ジムの施設が充実していることに越したことはありません。
筋トレの効果を最大限にするには、リフレッシュすることも筋トレと同じぐらい大切なことです。
トレーニング設備だけでなく、ジャグジーや今流行りのサウナなど完備していれば、筋トレ後のリフレッシュにも最適です。
街中でよく見かける24時間ジムには、そういった設備がなく、ジムに行く目的が筋トレしかありません。
リフレッシュするための設備があれば筋トレは休んだとしても、リフレッシュしにジムに行くという目的ができるので、ジムを選ぶ時は施設も注視しましょう。
ポイント3:ピーク時間の混雑状況
ジムの利用者が多い時間帯もしっかりと把握しておきましょう。
使いたい時にトレーニング器具が使えないと、待たなければなりません。
待っている間にやる気をなくってしまい、「今日は帰るか、、、」となってしまい、最悪の状況が続いてしまうと、「混んでるから」と理由をつけて通わなくなってしまいます。
一般的に、平日は7時から10時、夜は18時から22時ごろが混雑しやすいです。
土日になると、10時ごろから夕方ぐらいまで混みやすい傾向にあるので、自分の生活スタイルと照らし合わせてみてください。
まとめ
今回のブログでは、ジムを続けるコツについてトレーナー目線からまとめました。
私は、ジムでも働いことがあり、現在はパーソナルトレーナーとして活動しています。
また、カウンセリングに来られるお客様にも、ジムに通っていたけどマシンの使い方がわからず、ジムが続かないという経験をされた人は少なくありません。
そういった経緯を踏まえ、「こうすれば継続できるようになるのに」という思いを、このブログに綴りました。
あなたも1度はジムに入会して、トレーニングを挫折し、お金を無駄にしてしまった経験はあるのではないでしょうか?
ジムに入会している8割の人がお金を無駄にしている状態です。
あなたもそうならない為に、まずはしっかり効果的なトレーニングができるようになる必要があります。
そして、筋トレによってあなたの目的・目標をしっかりと達成できるようになりましょう。
著者プロフィール

佐藤 喜一
鍼灸師としての医学的観点とトレーナーとしての科学的視点をかけ合わせ「あなた本来の身体」へ導くパーソナルトレーナー
指導実績
トップアスリート、アーティスト、モデル、俳優などのトレーニング&コンディショニングを担当 これまでの経験を基に、トレーニングと鍼灸で1,000名以上の身体の悩みを抱える方々のサポートを行う
保有資格
◆はり師・きゅう師 ◆NSCA-CPT(認定パーソナルトレーナー) ◆FMS Level1 ◆テクニカ・ガビラン認定者