作成日:2022年12月29日 更新日:2024年09月16日
【あなたは大丈夫?】パーソナルトレーニングを無駄にしない効果的な通い方
「パーソナルトレーニングに通ったけど、リバンドしてしまって無駄になってしまった、、、」
「トレーニングの方法も、ダイエットの食事の方法もYouTubeで手に入れることができるから、パーソナルに通うのは無駄!」
そんな風にあなたは思っていませんか?
確かにパーソナルに通って、痩せたとしてもリバウンドしてしまったら、お金と時間を無駄になってしまいますし、YouTubeでトレーニングの方法や、ダイエットの方法を手に入れることはでいますが、正しい情報は少なくので痩せる機会を損失してしまい、時間の無駄となってしまいます。
しかし、この2つはジムの選び方さえ間違わなければ、リバウンドを防ぐことができ、YouTubeで誤った情報に翻弄されないで済むので、決してパーソナルトレーニングジムに通ったことが無駄になるということはありません。
今回のブログでは、そならないために、10年以上トレーナーとして活動し、チェーン展開している業界大手のダイエットジムに在籍した経験と、現在は個人でジムを経営しトレーニング業界の最前線で活動しているトレーナーとして、パーソナルトレーニングを無駄にしないためのコツをお伝えします。
目次
パーソナルトレーニングが無駄になってしまう状況
パーソナルトレーニングが無駄になってしまう状況として
- 通って痩せたが、リバウンドしてしまった
- 通ったが効果が感じられなかった
上記の2つの理由が考えられるのではないでしょうか?
なぜ、このようなことになってしまうのが、考えてみたいと思います。
リバウンドしてしまう理由
パーソナルトレーニングジムに通って、効果があってもリバウンドしてしまう理由は2つ考えられます。
- 過度な食事の制限
- 過剰な強度でのトレーニング
この2つです。
2つの理由について詳しく解説していきます。
過度な食事の制限
過度な食事の制限を行えば、確かに痩せることはできるでしょう。
しかし、痩せてもリバウンドしてしまうリスクも高くなってしまいます。
過度な食事の制限は、パーソナルに通い、トレーナーに管理されているときはできても、ジム通いを終えると、再現性がなく自分一人ではできないダイエット方法なので、リバウンドしやすいのです。
このダイエットでは、基本的に我慢することが前提で、ストレスの高いものになり、解放された瞬間に、反動で食べてしまい、リバウンドしてしまいます。
当ジムに、通われているお客様の中にも、そういった経験からリバウンドしてしまい、もう1度パーソナルトレーニングに挑戦されている人もいらっしゃいます。
入会金など高額なお金を支払っていると、損したくないという心理から、無理難題な要求をされてもできてしまうのです。
また、言われた食事が守れないと、怒られることもあるそうで、怒られないためにも食事を我慢して行っていたとのことでした。
このような食事の指導では、痩せることはできても、リバウンドしやすくなってしまうので、パーソナルトレーニングに通ったことが無駄になってしまうのです。
過剰な強度のトレーニング
過剰な強度でのトレーニングによって、トレーニングが習慣化されないとう弊害が生まれてしまい、リバウンドしてしまう理由となってしまいます。
パーソナルに通っている間は、トレーナーのサポートでそのようなトレーニングをすることはできても、パーソナルを卒業すると、トレーナーのサポートが無くなり、自分一人では通っていた時の強度で、トレーニングを再現できないということになってしまうのです。
また、そのようなトレーニングだと、トレーニングは辛いものという認識になってしまい、トレーニングが嫌いになってしまい、トレーニングが習慣にならなくなってしまいます。
トレーニングの強度の変化は、重りを重くするだけではありません。
休憩時間を短くしたり、ダンベルでトレーニングしてみたり、片足でトレーニングしたりと様々な要因で、強度を変化させることができます。
確かに、トレーニングは辛い側面もありますが、適切な負荷で正しくトレーニングができてれば、嫌いになるということはないはずです。
ジムの選び方が大切
リバウンドしたり、トレーニングが習慣化できないという事態を防ぐためにも、パーソナルトレーニングジムの選び方が重要になります。
特に、全国展開しているチェーン店的なパーソナルトレーニングジム や、フィットネス大会に出場し入賞したことを全面にアピールしているパーソナルトレーニングジムを選ぶときは注意が必要です。
大手のパーソナルトレーニングジムでは、トレーナー未経験者を雇い研修をし、現場でお客様を指導するという流れが多くなります。
実際に、私が大手パーソナルトレーニングジムに業務委託として在籍していたときは、トレーニングは趣味でやっていて、トレーナーはやったことがありません。という人が実際にはいるのです。
そのようなジムのでは、トレーニングでお客様を徹底的に追い込むという、研修がされます。
だからこそ、再現性のないダイエットやトレーニングの指導になってしまうのです。
また、フィットネスの大会の出場、入賞を全面にアピールしているパーソナルトレーニングジムは、自分自身のトレーニングとダイエット方法に基づくもので、圧倒的に知識や指導の経験が乏しい傾向にあります。
自分がこいうトレーニングをしているから、食事をしているからという、解剖学・生理学的な知識よりも、自分軸での話が多くなってしまう傾向があるのです。
実際に、当ジムに通われているお客様が、以前通っていたジムがそうだったようで、私がトレーニングに関しても、ダイエット方法に関しても、解剖学や生理学的な知識を織り交ぜながら、説明すると、非常に納得されていたのが印象的でした。
以前通っていたジムのトレーナーは、そういった話をあまりしてくれず、大会で入賞した時と同じ食事とトレーニングを指導されたそうです。
あくまで、傾向の話であって、このようなジムの全てがそうだというわけではありません。
ジムの選び方は、慎重になった方が良いでしょう。
以前のブログでパーソナルトレーニングジムの選び方についてまとめているので、ぜひ参考にして下さい。
効果が実感できない人
パーソナルトレーニングジムに通って、効果を実感できなかったという人は、担当したトレーナーにも問題がある可能性が高いですが、あなた自身が下記の項目に当てはまっていないか、確認してみて下さい。
- トレーナー言うことを守らない
- 目標が決まっていない
- 受け身の姿勢
この3つについて解説します。
トレーナーの言うことを守らない
稀にいらっしゃるのがトレーナーの指導を守らないという人です。
指導内容を守らないのであれば、せっかくパーソナルトレーニングに通っても無駄になってしまいます。
身体を変えるためには、これまでの生活も変えなければなりません。
何かしら出来ない理由を探すよりも、どうしたら出来るのかを考える必要があります。
疑問に思うこと、懐疑的に感じることがあれば、解消されるまでトレーナーに質問しましょう。
目標が決まっていない
パーソナルトレーニングジムを経営していて、感じることが多くのクラアントさんが目標が決まっていないということです。
「太ったから痩せたい」
という理由のクライアントさんが非常に多いのですが、「痩せたい」というは目標ではありません。
痩せた後に、どんな自分になりたいのか明確にイメージ出来なければ、ダイエットもトレーニングも継続しすることは難しいです。
以前のブログでも書きましたが、
結婚式でウェディングドレスを綺麗に着たい(←目的)
そのために痩せる(←手段)
という関係になることが重要です。
詳しくはこちらのブログを参照してください。
手段が目的になっていることが多く、ジムに通ってダイエットの結果が出てもリバウンドしてしまったり、途中で挫折し無駄になってしまうことがあります。
そうならないためにも痩せた後に、どんな自分になりたいのか明確に決めるようにしましょう。
受け身の姿勢
受け身の姿勢で、トレーニング指導を受けている人も無駄になってしまう可能性が高くなります。
それは、自分だけで同じようにトレーニングすることが出来ないからです。
通っている間は、トレーナーが種目や重り・回数・セット数を決めたり、トレーニングのフォームも修正が必要な箇所は、随時リアルタイムで指摘されいます。
ただ言われた通りトレーニングするのではなく、なぜこの種目なのか?、重りや回数、セット数の変化の仕方などを質問し理解することで、自分でトレーニングする時に役立つはずです。
ただトレーニングを受けているだけだと、「どうトレーニングして良いかわからない」という状況になってしまいます。
パーソナルトレーニングを無駄にしないためにも受け身にならないようにしましょう。
パーソナルトレーニングはこんな人におすすめ
パーソナルトレーニングは
- トレーニング初心者
- リバウンドしてダイエットを失敗し経験がある
- 自分だけではダイエット・トレーニングが出来ない人
に、おすすです。
パーソナルトレーニングは、マンツーマンであなたに適したトレーニングを提供し、正しく管理してもらえることにあります。
その中で、最終的にはトレーニングと食事を習慣化させ、自分だけでも出来るようになりましょう。
こちらもトレーニング初心者の人向けではありますが、以前のブログで詳しく書いているので、チェックしてみて下さい。
まとめ
パーソナルトレーニングに通ったことが、無駄にならない為の方法について解説しました。
パーソナルトレーニングジムに通って、ダイエットが成功してもリバウンドしてしまったら、お金と時間の無駄になってしまいます。
そうならないためには、パーソナルトレーニングジムの選び方や、通うときのあなた自身の姿勢も非常に大切です。
まずは、しっかり効果の出そうなジムを選び、受け身になるのではなくダイエットの方法・トレーニングの方法や生活習慣を学ぶ意識でトレーニングを受けましょう。
その姿勢が、無駄にならないコツになるはずです。
著者プロフィール
佐藤 喜一
鍼灸師としての医学的観点とトレーナーとしての科学的視点をかけ合わせ「あなた本来の身体」へ導くパーソナルトレーナー
指導実績
トップアスリート、アーティスト、モデル、俳優などのトレーニング&コンディショニングを担当 これまでの経験を基に、トレーニングと鍼灸で1,000名以上の身体の悩みを抱える方々のサポートを行う
保有資格
◆はり師・きゅう師 ◆NSCA-CPT(認定パーソナルトレーナー) ◆FMS Level1 ◆テクニカ・ガビラン認定者