1. TOP
  2. ブログ
  3. 筋力トレーニング
  4. 【徹底解説!】ホームジムでトレーニングを行うメリット・デメリット

【徹底解説!】ホームジムでトレーニングを行うメリット・デメリット

「自宅に本格的なトレーニング機材を設置しようか悩んでいる、、、」

「ジムに通うのが良いのか、ホームジムが良いのかわからない、、、」

あなたはそんなに悩まれていませんか?

世界的なコロナウィルスの感染も、落ち着きを見せていますが、感染拡大中にフィットネス業界で、話題になったのは「ホームジム」です。

感染に対する関心が薄くなりつつありますが、今でも感染のリスクから、フィットネスクラブのような、密になるような空間でトレーニングをするのは、抵抗がある人も少なからずいらっしゃます。

それを解消するのに、耳にするようになったのが「在宅トレーニング」や「ホームジム」です。

運動不足を解消するために、YouTubeを参考に自宅でトレーニングを始めたという方や、自宅にバーベル・ラック・ダンベルなど、トレーニング器具を買い揃え、本格的なホームジムを作り、トレーニングを人もいます。

在宅トレーニングやホームジムはメリット・デメリットがあり、自分の性格や生活習慣によって、合う・合わないがあるので、一言で結論を出すことは非常に難しいです。

これまでトレーニング業界で10年以上、携わり指導してきた経験と効果的なトレーニングを実践するための知識を踏まえ、ホームトレーニングが一般的になりつつある今こそ、自宅でのトレーニングを行うメリット・デメリットの解説をしていきます。

あなたはホームトレーニングの方がいいのか?それともジムに通った方がいいのか?このブログを読んで参考にしてください。

ホームトレーニングのメリット

ホームジムのメリットから紹介します。

ホームトレーニングのメリットは以下の5つです。

自宅トレーニングのメリット

  • いつでもできる
  • お金を節約できる
  • 順番待ちの必要が無い
  • 他人の目を気にせずトレーニングをすることができる
  • トレーニング後すぐにリフレッシュできる

このメリットについて解説していきます。

いつでもできる

ホームジムで筋トレを行う大きなメリットは、「いつでもできる」という点です。

自宅であれば時間を気にせず、自分がトレーニングしたいタイミングで行うことができます。

最近では、24時間ジムも増えていますが、基本的にジムがオープンしていなければ、ジムでトレーニングはできません。

平日は、夕方の17時過ぎから22時頃まで、土日祝日は、10時から15時ごろまで混みやすく、この時間帯に自分の使いたい器具が空いていない場合、最悪諦めて帰るというあり得ます。

ホームジムは移動や、着替えや準備なども必要ないので、時間の節約になるので、非常に大きいメリットです。

お金を節約することができる

自宅でトレーニングを行う場合、月会費等は一切発生しません。

また、ジムまでバスや電車など公共の交通機関を利用すれば、バス代・電車代が必要となります。

車だとガソリン代や駐車場代もかかってしまいます。

ジムでは、ほとんどの場合月会費が必要となり、地域や会員種類によって料金形態は様々ですが、月7,000円〜12,000円というのが大体の相場です。

年間に換算すると、84,000円〜144,000円以上のお金を浮かせることができるようになります。

ホームトレーニングでは、それらの費用は一切かかりません。

そのお金を節約することができ、自分の好きなことや、他の生活費などに当てることができるのは、メリットとして大きいのではないでしょうか。

順番待ちの必要が無い

ホームトレーニングは、順番待ちをする必要が無い、というのも魅力の1つです。

公共のジムや一般のジムでは、利用者の少ない時間もありますが、夕方は複数の人が同時にトレーニングを行なっているので、順番待ちが発生します。

使いたいと思っているマシンに、使っている人がいると、空くまで順番待ちしなければならない場合がほとんどです。

ジムによっては、1つのマシンにつき20分を目安に使用するよう、案内しているジムもあるので、集中してトレーニングを行えないと感じる人もいます。

空くのを待っているのは、あなただけでなく他の人も同じで、マシンが空いたら早歩きで、マシンを確保する必要があります。

これらを考慮すると、ホームジムでのトレーニングは、待ち時間も、器具の使用時間も気にしなくて良いので、ストレスなくトレーニングをすることができます。

他人の目を気にせずトレーニングをすることができる

ホームジムでは他人の目を気にすることなく、トレーニングを行うことができます。

これは自分だけの空間が担保されている、というのが1番の要因です。

例えば、高重量のウエイトを扱ってトレーニングを行う場合、力んだ時に大きな声を発してしまうことがあります。

ジムで大きな声を上げると、他の利用客の目が気になったり、時にはジムスタッフから注意されることもあるのです。

また、トレーニングのインターバル中など、意外と他の人がどんなトレーニングをしているのか、気になったりします。

実際に自分も職業柄、周りの人がどんなトレーニングをしているか、どんなフォームでトレーニングしているか横目で見てしまいます。

ホームジムでは、このように他人の目を気にすることなく、トレーニング集中することが出来るのです。

トレーニング後すぐにリフレッシュできる

ホームトレーニングではあれば、トレーニングが終わった直後に、栄養補充やシャワー・お風呂でリフレッシュすることができます。

設備が限られているジムでは、シャワーも順番待ちをしなければならないうえ、利用時間も20分以内と定められていたりします。

汗を流してすぐ帰りたいと思っても、順番まちで思うようにいかなかったり、ゆっくり身支度を整えることができないこともあるのです。

実際に私が通っている24時間ジムでは、20分以内の利用をアナウンスしており、ゆっくり身支度を整えることができません。

また、タオルや下着、シャンプー等のアメニティ用品も持っていかなければならず、トレーニング毎に準備する必要があります。

自宅でのトレーニングの場合、シャワーの順番待ちを気にすることもなく、荷物を持っての移動もないので、精神的なストレスも最小限に抑えることができるのです。

また、素早く栄養補充をし、疲労した体の回復に集中することができ、トレーニングの成果も期待できるメリットがあります。

ホームトレーニングのデメリット

これまでホームトレーニングのメリットを解説しました。

ここからは、デメリットについて、4つ解説していきます。

自宅トレーニングのデメリット

  • いつでもできる
  • 重量に限界がある
  • 家にスペースが必要
  • 近所迷惑になる可能性がある

この4つのデメリットについて、解説していきます。

いつでもできる

メリットでご紹介しましたが、これはデメリットにもなってしまうのです。

人はいつでもトレーニングに対して、やる気やモチベーションが高いわけではありません。

高い時もあれば、低い時もあります。

長年トレーニングをしている人でも、ストレスなどでトレーニングがしたくない日があるのです。

朝トレーニングをしようと思っていても、

「昼ごはん食べてから」「お腹が落ち着いたら」「これを見てから」

と、なりかねません。

そしてしまいには「やっぱり今日は辞めて明日がんばろ」

となり、気付いたらこれの繰り返しで、トレーニング間隔が開きすぎてしてまい、高額な金額で購入したトレーニング器具が、無駄になってしまう可能性もあります。


このように、メリットがデメリットになってしまうことを、認識しておかなければなりません。

重量に限界がある

ホームトレーニングでは、扱う重量に限界がきてしまいます。

トレーニングには、「過負荷の原理」「漸進性の法則」というのがあります。

過負荷の原理とは、丁度いい負荷でトレーニングをするのではなく、自分が少し重く感じる負荷を設定してトレーニングを行う必要があるということです。

漸進性の法則は、毎回同じ負荷でトレーニングをするのではなく、少しずつ負荷を重くする必要があるということを示しています。

この原理・原則を無視していては、いくら筋トレを頑張っていても、なかなか効果は現れません。

またホームトレーニングでは、器具に限があるので、どうしてもトレーニングのバリエーションが少なくなってしまい、体がトレーニングの刺激に慣れてしまい、記録が伸びにくいということ起きてしまいます。

家にスペースが必要

自体重を使ったトレーニングであれば、スペースをそこまで気にする必要はありません。

しかし、本格的にトレーニング器具を揃えホームジムにする場合、それなりのスペースが必要となります。

バーベル・ダンベル・ラック・フィットネスバイクなど、揃える物によって必要な空間は異なりますが、都心でこれらの設備を設置するには、それなりの間取りが必要なのではないでしょうか。

また、間取りに併せて、床の耐久性も必要になります。

バーベルなどのトレーニング器具を一式揃えると、相当な重量になるので、床が抜けてしまわないように配慮しなければなりません。

本格的な器具を購入し、ホームジムを作ろうとすると、郊外や地方の比較的広い物件でなければ、難しいというのが現実です。

近所迷惑になる可能性がある

ホームジムで筋トレをする場合、騒音などで近所迷惑にならないように、配慮しなければなりません。

・バーベルをラックに戻す時の音

・誤ってダンベルを床に落としてしまったetc…

トレーニングで生じる音によって、周りの家からクレームが出てしまい、マンショの場合は最悪退去しなければならなくなった、ということにならないように気を付けなければなりません。

最近では、HITトレーニングなど高強度なインターバルトレーニングが、脂肪燃焼を促進するということもあり注目されています。

トレーニング強度を上げるために、ジャンプ動作なども入ってくるので、騒音が生じやすくなるので注意が必要です。

騒音を気にして、トレーニング強度が下がって本末転倒になってしまいます。

そうならないようにホームトレーニングでは、騒音に配慮しながら慎重にトレーニングを行い、器具の扱いも慎重にならなければなりません。

ホームトレーニングはどんな人におすすめ?

ホームトレーニングは、筋トレを始めたばかりの人、時間を有効に使いたい人、感染が不安な人、自分のペースで筋トレをしたい人などにおすすめです。

しかし、トレーニングを習慣化させ生活の一部にしていくことは、なかなか難しい側面もあります。

これまでトレーニング業界で働き、様々なお客様を見てきましたが、家でトレーニングをしようと、家庭用のフィットネスバイクやバランスボールなどの器具を買っても、時間の経過と共に洗濯干しになってしまった、という人が少なくありません。

自分の意思で、トレーニングを続けることができるという人は、ごく一握りです。

トレーニング続かなくなる要因は、正しいやり方がわからない、効果が実感できないがあります。

筋トレを継続していこうと思うのであれば、パーソナルトレーニングジムで正しいトレーニング法を学び、トレーニングを習慣化させた方がトータルのコストも少なくて済むと思います。

筋トレ初心者はパーソナルトレーニングがおすすめという記事を書いているので、参考にしてみて下さい。

ホームトレーニング 注意点

トレーニングをするうえで注意しなければならないことがあります。

それはトレーニングのフォームです。

間違ったフォームでトレーニングを行なってしまうと、筋肉つくどころか怪我のリスクが高くなってしまうので注意しなければなりません。

最近ではSNSの発達で、様々なプラットフォームで、トレーニングフォームを発信している人が増えました。

しかし、その情報すべてが正しいというわけではありません。

むしろ正しい情報を発信している人の方が少ないというのが、プロから見た見解です。

正しいフォームを獲得するうえでも、パーソナルトレーニングを受けて正しいフォームを習得して方がトレーニングの効果も高くなり、ケガのリスクを軽減することができおすすめです。

まとめ

このブログでは、ホームジム、ホームトレーニングのメリット・デメリットについて解説しました。

全ての物事には、メリットとデメリットが表裏の関係にあります。

ホームトレーニングも然りです。

デメリットもあるということを理解し、メリットを最大限生かしてトレーニングをしなければなりません。

自分が長年続けている趣味があるのか、同じことを続けることができるのか?

多くの人がいる環境が苦手なのか、苦じゃないのかなど、性格の面からもホームジムが合うか、合わないか判断することができます。

一度、自分自身の性格を振り返ってみましょう。

どちらにせよ、トレーニングが生活の一部となり、ルーティーン化され目標を達成させることが重要です。

健康維持・増進でホームトレーニングを行うのは目標は達成されるでしょう。

フィットネス大会などのコンテストで優勝したい!と思っている人が、ホームトレーニングだけでは現実的ではありません。

それらを踏まえて、選択して見てください。

著者プロフィール

佐藤喜一のプロフィール写真

佐藤 喜一

鍼灸師としての医学的観点とトレーナーとしての科学的視点をかけ合わせ「あなた本来の身体」へ導くパーソナルトレーナー

指導実績

トップアスリート、アーティスト、モデル、俳優などのトレーニング&コンディショニングを担当 これまでの経験を基に、トレーニングと鍼灸で1,000名以上の身体の悩みを抱える方々のサポートを行う

保有資格

◆はり師・きゅう師 ◆NSCA-CPT(認定パーソナルトレーナー) ◆FMS Level1 ◆テクニカ・ガビラン認定者

体験トレーニングのお申し込みはこちら

PAGE TOP