作成日:2021年07月16日 更新日:2021年10月28日
ボディメイクとダイエットの違いを理解していますか?

あなたは「ボディメイクとダイエットの違い」をしっかり理解されていますか?
「ボディメイク」と「ダイエット」には明確が違いがあります!
実際にカウンセリング・体験パーソナルトレーニングの際に「ボディメイクとダイエットの違いを認識されていますか?」とお客様に質問させていただいております。
意外とボディメイクとダイエットの違いを言える人は非常に少ないです。
違いを理解しないと
・目標だった-5kg体重を減らすことが出来てもイメージしていた身体と違う、、、
・身体を鍛えても全然体重が減らない、、、
という壁にぶち当たってしまい、モチベーションの低下に繋がってしまうので違いを理解する必要があります。
今回は、正しいボディメイクとダイエットの違いをしっかり理解し、ボディメイクとダイエットを成功させ、理想とする身体を手に入れる方法と、実施するときに気を付けることを解説していきます。
目次
ボディメイクとダイエットの違い
ダイエットは食事制限を行い体重を落とすことであり、ボディメイクは筋トレやピラティスなど運動を取り入れ筋肉を鍛え引き締めることをさします。
痩せようと思って筋トレやピラティスを行っても体重が減らないのは、食事制限を行っていないことが原因であり、逆に目標の−5kg体重を減らしたけど、身体が貧そでメリハリのない身体になってしまうのは筋肉を鍛えていないことが原因です。
もう少し詳しく解説していきます。
ボディメイク
ボディメイクとは先程ご紹介したように、筋トレやピラティスなどで筋肉を鍛え、二の腕のたるみを解消させたり、ウエストのくびれを作ったり、ヒップアップさせメリハリのある身体を作ることが目的となります。
筋トレを行い筋肉をつけることによって、目標とする理想的な身体を手に入れるだけでなく
・基礎代謝が向上し痩せやすい身体になる
・リバウンドしにくい身体になる
・若返り効果
などの非常に大きいメリットがあるのです。
ボディメイクの方法
全身満遍なくトレーニングするようにしましょう。
基本的に人間は部分痩せをすることが出来ないので、脚・胸・背中・お腹といった大きな筋肉を中心に、身体全体を鍛えることが大切です。
脚はスクワット・胸はペンチプレス・背中はラットプルダウン・お腹はクランチという種目を中心に実施しましょう。初心者の方であれば4つの種目で十分効果があり、目標とする理想的な身体に近づきます!
有酸素運動を組み合わせる
有酸素運動を取り入れることで、効果的に脂肪を燃焼させることが出来るので、ダイエット効果を促進させます。
筋トレ後に20分〜40分ぐらいを目安に「少し息があがる」程度の強度でランニングなどの有酸素運動を行いましょう。
ボディメイクの注意点
ボディメイクを行うさいに気を付けるべきことをご紹介します。
・闇雲にトレーニングをしない
・休息をしっかりとる
これからトレーニングを始める方は、まずこの2つを意識しましょう!
闇雲にトレーニングをしない
自己流で闇雲にトレーニングをしても、効果は薄くなってしまいます。
正しいフォームやトレーニング法をプロから教わった方が、最短でトレーニングの効果も出て怪我のリスクも抑えれます。
効果を実感できなとモチベーションの低下にもつながるので、ジムのトレーナーさんに聞いたり、パーソナルトレーニングジムに通うのがオススメです。
休息をしっかりとる
休息をしっかり取ることによって、トレーニングの効果は高まります。
毎日トレーニングをしたらかといって、すぐに筋肉がつくわけではありません。トレーニングをしたら2日〜3日は休息を入れて間隔を空けるようにしましょう。
トレーニングよって筋肉にダメージが入ります。ダメージを受けた身体が回復するのに48時間〜72時間必要と言われているので、休息をしっかり取りつつ運動を習慣化させ週に2〜3回トレーニングすることが効果的です。
ダイエット
日本ではダイエットと聞くと、食事制限を行い体重を落とすことが一般的ですが、本来の意味とは少し異なります。
食事の量を増やし体重を増やすこともダイエットになります。
健康診断などでBMIというのを聞いたことはありませんか?
BMIとはBody Mass Indexの略で、身長と体重で計算される肥満度のことをいいます。
BMI=体重÷(身長)2で求める数値で、18.5〜24.9を標準とします。
BMIの数値が低い場合は、食事量を増やし体重を増量させ基準値まで近づけなければなりません。逆に、基準値より数値が高い場合は食事制限をして体重を減らし基準値に近づけることが必要です。
ダイエットの方法
「ダイエット=食べない」というわけではありません。
食事制限をしつつも3食バランスの良い食事を心がけましょう。
もちろん、消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくしなければ、体重を減らすことは不可能です。
考え方としては「必要な物はしっかり食べる」「不必要な物は食べない」ようにします。
ダイエットの食事では、炭水化物と脂質を控えめにしてタンパク質を意識しましょう。トレーニングでダメージを受けた身体を回復させるにもタンパク質は重要な栄養素です。
そして、ジャンクフードなどの間食は摂らないようにしましょう。摂取カロリーを増やしてしまう要因となってしまいます。
ダイエットの注意点
食べないダイエット・偏ったダイエットはNGです。
例えば、バナナダイエット・トマトダイエットなど何かに偏った食事、食べないダイエットは一時的に体重は減りますが、リバウンドする可能性が非常に高くなります。
頭痛などの体調不良につながることもあるので、これらの食事制限は行ってはいけません。
まとめ
今回の記事では、ボディメイクとダイエットの違い、正しいボディメイクとダイエットの方法と気を付けるポイントについて解説しました。
ボディメイクでもダイエットでも共通することは、目標とする理想の身体を手に入れるために継続することです。
正しい知識を持って正しい取り組みを行い、目標達成後にイメージと違ったとならないようにしましょう。
記事の中でも触れましたが、1人では難しそうという方は、パーソナルトレーニングなどを受けることで安全で効果的で最短に理想の身体を手に入れることが出来ますので、そちらもご検討ください。
著者プロフィール

佐藤 喜一
鍼灸師としての医学的観点とトレーナーとしての科学的視点をかけ合わせ「あなた本来の身体」へ導くパーソナルトレーナー
指導実績
トップアスリート、アーティスト、モデル、俳優などのトレーニング&コンディショニングを担当 これまでの経験を基に、トレーニングと鍼灸で1,000名以上の身体の悩みを抱える方々のサポートを行う
保有資格
◆はり師・きゅう師 ◆NSCA-CPT(認定パーソナルトレーナー) ◆FMS Level1 ◆テクニカ・ガビラン認定者